「伸び代はオーナーの器量次第」─人間の器がブランドの未来を決める!
◾️店の限界は「いまの数字」ではない
飲食店の価値を語るとき、私たちはつい「売上げ」「月坪」「利益率」「EBITDA」といった数字に目を奪われる。
「その店から毎月(粗利を)いくら抜けるねか?」を基準にしているオーナーも多い。
しかし現場を歩いてきた私の実感は違う。店の伸び代は、いまの数字そのものよりも、オーナーの器量によって大きく変わると思う。
◾️「器量」=「人間力」だ
ここで言う器量は、単なる資金力や経営スキルのことではない。
• 人を惹きつける力:スタッフやお客が「この人と一緒にいたい」と思う磁力
• ブランドを信じ抜く胆力:流行に左右されず「うちはこれで行く」と言える強さ
• 変化を受け入れる柔軟性:時代に応じて「守るもの」と「変えるもの」を見極める感覚
この三つを備えたオーナーのもとでは、数字に現れない“伸び代”が生まれていく。
オーナーの器量=人間力である。
